一部で話題の海北氏のMCのはなし
JAPANに載ってるライブレポを読んで初めて海北氏の発言を知った。
「カッターナイフ」っていう曲の話。
皆それぞれ思うことがあって、共感できたり、逆に否定したり、どっちでもなかったり、いろいろだけど、
個人的に、彼は間違ってないと思った。
事件を起こした人達と海北氏は生活環境とかを考えても根本的に違うとか、そういうことを言う人も居るけど、きっとそういうことを言いたいんじゃないと思う。
事件を起こした人と一般人の間に大きな違いはなくて、いろんな人が色んな事を抱えてて、
それでも、そういう事件を起こしたり、自殺したりって言う方向に逃げるのはずるいんじゃないかって意味で、
そんな風に逃げるのはずるいから、自殺したりするような奴らには、手を合わせてなんてやんねぇよ、と、そういうことなんじゃないかと思う。
確かに、彼はもう少し言葉を選ぶべきだったかもしれないし、実際周りでそういうことが起きた人から見たらひどいことを言ったかもしれないけど、何も考えずに言ったんじゃなくて、傷つけるかもしれないことを分かっていて、それでも、言わなければならないとそう判断したんだと、思う。
あぁ、もう何いってんのかわかんなくなってきた。
読み返さないし、文も直さないよ。思ったことをそのまま書いたから。
こういうときに思ったことをちゃんと伝えられる言語力がほしい。
とりあえず、その問題のMC

「この歌つくったのは今からもう何年も前で、
当時すごく、悲しい事件があって、いてもたってもいられずに作りました。
えー、歌っていくたびに、僕自身、発言には責任を持たなければいけないなとも思うし、
ただ、目の前だったり、ニュースだったり、自分の身近なところでね、色んな事件が起こってるのを、
ミュージシャンが他人のフリするのも、なんか音楽やる人間としてつまんねーなーと思って。
 
・・・鞄の中に、母親の頭を入れて出頭した若者は、いったい俺とどう違うんだろう。
同級生の首を、カッターナイフで突き刺したあの女の子は、いったい僕や君とどこがどう違うんだろう。
遺体の第一発見者が自分の家族になるのに、自分の部屋で首を吊る女の子。彼女と僕はどこが違うんだろう。
いろんな人が。色んな言い方をします。いろんな人が、色んな傷を持っています。
でも。俺そういう、ずるい事は、わからねぇし、わかりてぇとも思わないし。
そんな奴、例え死んでも、手なんかあわせてあげねえよ」