僕の声が君に届いてくれるといいな。

ほんの少しでいいから。
文化部発表会。
死んだよ。
間違えすぎだよ。
何だアレ。
僕マジで死ねばいい。
ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・ごめんなさいいいいいいぃぃぃぃぃぃ・・・・・
それでも「ごめんなさい」じゃなくてたくさんの「ありがとう」を届けたい。
後に残る彼女達に。
卒業して行った先輩達に。
同じ部活の仲間達に。
楽しみにしているといってくれた人々に。そして、辞めてしまったあの子に。
皆がいなければ今の僕は居ません。
 
色紙。
貰っちゃったよ。
人数多いのに、一人一人に、とても素敵な言葉を書いてくれていて。
今回は泣かないようにしようと思ったのに結局号泣。
今思い出しただけでも泣きそうになってます。
涙腺弱すぎだよ自分。でもそんな自分は嫌いじゃなかったり。
最後にすこしでも笑えて良かった。
でも、こんな風にいったって明日とか暫く遊びに行く予定。
「部活に所属している人」じゃなくて「部活に所属していた人」になってしまうけれど。
 
本当に軽音楽部が好きなんです。
大切なんです。
いつかは辞めなきゃいけないのはわかっていた。
それでも、最後ぐらいはずっと笑っていたかった。
でも人間は感情には勝てないんですね。
部活を辞めるのが悲しいとか、色紙を貰って嬉しいとか、
このメンバーで演奏することはもう無いんだとか、あの子ともう同じ部活になれないんだとか、色々感情が混ざって、
泣かないようにしようと思っても逆に止まらなくなって、
人前であんな風になるのはいつ振りだろう。
いつだったか、原因不明で泣いてた事はあったけど。
 
こんな自分を先輩と呼んでくれて、
こんな自分にいろいろな事を教えてくれて、
こんな自分を仲間だと思ってくれて、
こんな自分に温かい言葉をくれて、こんな自分に優しくしてくれて、
有難うございます。
本当に、言葉では表しきれないぐらいに感謝してます。
出来る事ならもっと長い時間を共有したかった。
出来るならばすっと一緒に居たかった。